ハ行
馬の歩き方がぎくしゃくした状態のことです。故障を発見するきっかけになります。
パドック
レースに出る直前の馬たちが集合するところです。厩務員に引かれてぐるぐると何周も歩いて、体調や気合いの入り具合をファンに見せます。「下見所」とも言います。
ハナをきる
レースにおいて、先頭に立って逃げることです。
ハミ
馬の口に横向きにくわえさせる、棒状の金具です。手綱とつながっていて、騎手の指示はハミを通じて馬に伝えられます。ハミを正しい位置でくわえ、騎手の指示が伝わりやすい馬を「ハミ受けのいい馬」と言います。
ハミをとる
馬がハミをくわえ込むことです。馬は走ろうという気持ちになると、ハミをとります。また、騎手は馬に走る気を起こさせるために、意識的にハミをとるようにしむけたりします。
ハンデキャッパー
レースに出走する馬の戦績や能力、状態などを考慮して、どの馬も同じ強さになるように負担重量を決定する人のことです。
パンとする
故障や病気などで、体調が万全でなかったのが、すっかり完治することです。
坂路
坂のある調教コースです。ここで調教すると、脚や腰が効果的に強化されると言われています。
ひっかかる
折り合いがつかず、騎手が抑えようとしているのに馬が前へ前へと行ってしまうことです。
ひと叩き
休み明けや、目標とするレースの前に、1度レースに出走させることです。そのレースで全力を出し切るよりも、次のレースに期待するときに行います。
フケ
牝馬の発情のことです。「フケが来た」のように使います。牡馬が馬っ気を出しているとき同様、競走能力は低下します。
ふっくら見せる
馬体全体が丸みを帯び、調子がよいと見られる状態のことです。太めとは違い、体全体のバランスが非常によく見えます。
太め
無駄な肉がつき、理想体重よりも重くなった状態のことです。このような状態の馬は、通常走りません。
放牧
故障したり、疲れがたまった馬を牧場に連れていき、休養をさせることです。狭い厩舎にいるより、ずっとリラックスできるので、放牧に出された馬はかなり疲れがとれます。
ホースマン
馬に関係した仕事をしている人の総称です。生産者、馬主、調教師、騎手はもちろんですが、競馬報道関係者や評論家なども含まれます。
細め
体重が通常よりも大幅に減ってしまい、馬体に力強さが感じられず、小さく見えてしまう状態のことです。
歩様
馬の歩く様子です。「歩様がいい」という場合は非常にバランスのよい歩き方をしていることです。
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